Story

1922年。グランサム伯爵家の長女メアリーの夫マシューが、突然の交通事故で亡くなってから半年。悲しみから立ち直れずマシューの死を嘆くメアリーは、ジョージと名付けられた息子の世話も乳母に任せきりだった。だが、徐々に変化が見られるようになり、マシューが生前、伯爵家の亡き三女シビルの夫トム・ブランソンとともに進めていた、傾きかけた伯爵家の領地運営の改革に乗り出す。保守的な父ロバートは乗り気ではなく反対するが、メアリーは夫の遺志を継ぎ、新しい時代に向けて経営を立て直すことを決意。そんなメアリーに思いを寄せる男性が現れる。

一方、イーディスは精神を病んだ妻と離婚ができない編集者グレッグソンと相思相愛だったが、2人の恋は思いもよらぬ方向へ。伯爵家に同居している若いローズは、自由奔放に行動して人生を楽しむが…。

また、使用人たちの間にも大きな変化が。侍女オブライエンが館を去り、新たに募集してきた女性にカーソンとヒューズは驚きを隠せない。デイジー、アルフレッド、アイビー、ジミーら若者の間にも複雑な恋愛模様が展開する中、ベイツ夫妻は仲睦まじく心配ごともないように見えたが…。