当代グランサム伯爵ロバートの母にして、先代伯爵夫人、バイオレット。英国貴族としての品格と誇りを保ち続け、生きる限り貴族であらんとする、生粋の貴族女性です。彼女が生きてきた時代はまさに英国貴族の歴史そのもの。新しい文化が押し寄せ、英国の政治や経済が大きくうねり始めた時代に、バイオレットの揺るぎのない生き方や主張が、ともすれば崩壊してしまいそうになる“ダウントン・アビー”をしっかり繋ぎとめています。裕福な男性と結婚しなければ生きていくことさえ難しかった貴族の女性の人生を、その身をもって体験してきた彼女だからこその発言は時にチクリと、時に厳しく、また優しく、現代を生きている私たちの心にも響きます。とってもおちゃめで、永遠の少女のような無邪気さも持ち合わせる素敵な女性、バイオレットおばあさま。お悩みごとのある方は、ぜひバイオレットの客間へ。彼女の至言から、ヒントをもらってはいかがでしょうか。
【ザ・貴族】
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「しゅ、『週末』って何なの?」(シーズン1第2話)
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「私なら広くて明るいお屋敷でメイドをしている方がいいわ朝から晩まで狭くて暗い事務所で働くよりはね」(シーズン1第3話)
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「私が求めているのは…わかりやすい世の中なの。それは罪かしら」(シーズン1第3話)
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「私だったら、暴動で逮捕された翌月に両陛下に顔向けなどできないわ。今は事情が違うのかしら」(シーズン1第6話)
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「なぜ 辞めたがってるのかしら。やさしくしてるのに。たいていの時は」(シーズン1第7話)
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「患者には心と体の休養が必要なの。いろんな階級がまじりあった中にいて、気が休まると思う?」(シーズン2第3話)
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「貴族だって時には妥協することも必要よ。もちろんあらゆる手を使って騒ぎを最小限にするけど」(シーズン2第8話)
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「雇用するのは我々の義務よ。使用人のいない貴族なんて、ガラスのハンマーくらい存在価値がないわ」(シーズン3第1話)
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「どういうこと?新聞に投書するなんて。レディは新聞に投書なんかしないわ」(シーズン3第4話)
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「貴族に『不幸な結婚』なんて、あり得ないのよ」(シーズン3第6話)
【イギリス人と外国人】
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「だって、そうでしょ。他人の家で死ぬなんて。イギリス人には考えられないことよ。しかも他人同然の家なのよ」(シーズン1第3話)
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「断ったら 外国へ行かせましょう。そうしておいてえり好みしないイタリア人を見つけてしまえばいいわ」(シーズン1第6話)
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バイオレット「ちょっと、これは何なのよ?」
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マシュー「あー、回転…椅子です」
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バイオレット「まあ 新しい発明品なの?」
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マシュー「いえ トーマス・ジェファーソンの発明です」
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バイオレット「毎日がアメリカ人との闘いだわね」(シーズン1第4話)
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「あなたがた、アメリカ人には伝統の大切さを理解できないわ」(シーズン3第1話)
【女というもの】
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「女ですもの。いくらでも意地悪になれるわ」(シーズン2第4話)
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イザベル「聞きたいわ。女性は家庭に収まるべき?」
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バイオレット「私は家庭に入るべきだと思うわ、最終的にはね。だけどそれまでにいろいろ経験を積むのも悪くないわ」(シーズン3第7話)
【人生論】
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「千里の道も一歩からよ」(シーズン1第1話)
- 「悪いことが起きたからといって嘆いていても始まらないわ。被害を最小限に抑えることが最も大事よ」(シーズン1第6話)
- 「乳母がいつも言ってたわ。ささくれた神経には甘いお茶が一番だって。なぜ甘いのがいいかはわからないけど」(シーズン1第3話)
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「神様は時に不思議なことをなさるのよ」(シーズン2第1話)
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「ショックを受けるなら、いっぺんにより少しずつがいいわ。現実を受け止める準備が必要よ」(シーズン2第5話)
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「人生はえてして滑稽なものでしょう?」(シーズン2第9話)
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「あなたはとても賢くて、才能豊かな女性よ。泣き言を言わずに、やることを見つけなさい」(シーズン3第4話)
【人間というもの】
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「よくあることよ。 ああいうちっちゃい人間に力を与えると、これみよがしにひけらかすの」(シーズン2第5話)
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「人は悲劇に見舞われると、誰かを責めたくなるものよ。責める相手がいなければ、その時は自分を責めるの」(シーズン3第5話)
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「心について語ることはしないわ。何の役にも立たないもの。だけどね、心の痛みは、よく分かるわ」(シーズン3第6話)
【恋愛指南】
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「喪が明ける日を公爵に伝えなさい。喪服ではホレもハレもされないわ」(シーズン1第1話)
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「ダメよメアリー、彼に熱を上げていると思わせては。本心は関係ないの。どう見えるかが問題よ」(シーズン2第2話)
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「あなたの幸せの妨げになる人は、排除しておかないと。同情するのは、排除してからにしなさい」(シーズン2第3話)
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「いいから。もうおしまいなのよ。快く、彼を見送って」(シーズン3第3話)
【結婚というもの】
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「誰だってみんな、必死に秘密を隠して結婚にこぎつけるものよ」(シーズン1第6話)
- 「ロマンスは要らない。でもハートというものは血液を体に送るためだけの物ではないのよ」(シーズン2第2話)
- 「これだけは言わせて。結婚は長く続くお勤めよ。私たちのような者は途中で抜け出せないこの先4~50年を、どちらかの女性と過ごすことになるの。よく考えて正しい方を選ぶことね」(シーズン2第7話)
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「そうかもね。でも結婚は、誠実なものでないと」(シーズン2第9話)
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「そろそろ休みなさい。結婚式でやつれた顔は禁物よ。心配性か、お盛んな女だと思われるわ」(シーズン3第3話)
【会話にはユーモアを忘れずに】
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コーラ「親子ゲンカじゃないといいのですが」
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バイオレット「それはニューヨークで言うところの…話し合いのこと?」(シーズン1第1話)
- 「呼ばれてもいないのに男性の寝室に押しかけたりして、はしたなかったかしら?」(シーズン2第7話)
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クラークソン「クローリー夫人が硝酸銀の液剤とチンキ剤を処方したのです」
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バイオレット「まさか 鎧でも作ってるの?」(シーズン1第4話)
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マシュー「花瓶を(割ってしまって)すみません」
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バイオレット「いいのよ気にしないで。大嫌いな伯母からの結婚祝いで半世紀もの間気に入らなかったの」(シーズン2第9話)
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イーディス「ここには何が必要?」
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バイオレット「どこでも一緒だけど、まともなマナーと気の利いた会話ね」(シーズン3第3話)
【わたくしという人間】
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バイオレット「今夜は他にどんな催しをするの?」
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ロバート「寄付が集まることなら何でも」
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バイオレット「『2ペンスで私とトーストが食べられる』っていうのは?」(シーズン2第1話)
- 「本当に、誰もいないのかしら?不思議だわね。私があれくらいの頃は寝ても覚めても恋してた」(シーズン2第4話)
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マーサ「何とも民主的ね。どうやらあなたを誤解していたみたいだわ」
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バイオレット「いろんな面があるの」(シーズン3第1話)
いかがでしたか?バイオレットおばあさまに太刀打ちするにはかなりの人生経験が必要なようですね。バイオレットの至言・名言はこの他にもまだまだたくさん。全シーズン、全エピソードがバイオレットの名言に溢れていると言っても過言ではありません。ぜひ本編で、あなたのハートを直撃するバイオレットの言葉を見つけてくださいね。それでは最後に「これぞバイオレット!」なこのセリフをどうぞ。
ロバート「それから、過ちだと気づいたら認めてもらいますよ」
バイオレット「ああそんなのたやすいことよ、私に過ちなどないもの」(シーズン3第7話)