2016年2月 1日
いわゆる《現代っ子》のローズが一番のおしゃれさんかも?
全国のダウントニアンの皆様、いかがお過ごしですか?
NHK総合ではシーズン4の第4話までが放送されました。
ますます波乱万丈になってゆく「ダウントン・アビー」ですが
シーズン4では時代も大きく変化しましたね。
今回は、文化もファッションも近代化した1920年代の背景を少しご紹介します。
「ダウントン・アビー シーズン4」のスタートは、1922年。
第一次世界大戦の影響でアメリカ経済は空前の活気となり、
これまでロンドンだった世界経済の中心はニューヨークのウォール街へ。
当時のイギリスは、ジョージ5世の在位期間中です。
(映画『英国王のスピーチ』の主人公、ジョージ6世のお父さんですね)
1922年はアイルランドの北部6州を除く26州がアイルランド自由国として独立しました。
ちなみに、1922年11月26日は「ダウントン・アビー」の撮影場所であるハイクレア城の、
当時の所有者であるカナーヴォン卿のサポートにより、ハワード・カーターがツタンカーメンの墓を発見しています。
1924年には労働党内閣ができるなど、イギリスの国際事情、政治状況にも新たな展開が訪れました。
洗濯機、冷蔵庫にはじまり、台所にも家電の波が押し寄せます。
イギリス放送会社(後の英国放送協会)ではラジオ放送が開始されました!
映画やジャズなどの文化もアメリカで大きく開花し、その波もどんどん英国へ。
パリでは1925年に第1回シュルレアリスム展が開かれるなど西欧の芸術分野も百花繚乱。
マン・レイ、パブロ・ピカソをはじめサルバドール・ダリ、ルネ・マグリットや藤田嗣治ら
錚々たるアーティストが活躍をはじめます。
文学ではジョージ・バーナード・ショー、ヴァージニア・ウルフ、ジャン・コクトー、アガサ・クリスティ。
他にココ・シャネル、ウォルト・ディズニー、グレタ・ガルボらがその才能を遺憾なく発揮し、
世界中で喝采を受けた時代なのです。なんとも華やかですね。
女性のファッションもすっかりチェンジ!
コルセットからの解放で、ウエストのない直線的なドレス、ひざ丈のスカートが大流行。
足を出すなんて、これまでの裾の長~いドレスが嘘のようです!
アクセサリーはアール・デコ様式に。
今までの重たそうな宝石類に取って変わったのは小さくて軽く、洗練されたジュエリー。
長いビーズのネックレスやビジューのピンなどが上流社会の女性たちを彩ります。
髪型はロングヘアからショートヘアへ。
長い裾のドレスやセットに時間のかかるヘアスタイルとはサヨナラしたわけですから
女性たちも、どんどん活動的になってゆきます。
その頃日本は、ちょうど大正時代。
NHKドラマ「花子とアン」でおなじみの柳原白蓮がいわゆる白蓮事件で有名になったのは1921年(大正10年)。
1923年(大正12年)に関東大震災が発生、1926年(大正15年)には12月25日に大正天皇が崩御し、
華やかなりし大正ロマンは終わりを告げ、昭和に改元されました。
ファッションや文化、社会事情もこれまでと大きく変わったシーズン4!
そうなると、観どころも今まで以上に盛りだくさんです。
幸いなことに「ダウントン・アビー」はとにかく史実に忠実!
専任の時代考証担当者がついているほどですから、リアルさには定評があります!
ぜひ、ブルーレイ&DVDではそのあたりも、じっくりご覧いただきたいところです。
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