2014年11月25日
「ダウントン・アビー」の時代の英国文化を学びます。
11月24日(月祝)の午前中、NHKカルチャー青山教室で今夏開講の好評を受けて、
<~大好評 第2弾!英国大人気ドラマ~「ダウントン・アビー」を“熱く”語ろう!>講座が開催されました。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_996881.html
講師は、イギリス文化研究家 小関由美さん、
コッツワールド代表 小尾光一さん、
Cha Tea紅茶教室 立川碧さん、
Antiques Violetta 青山櫻さんの4名。
まずは、今回の講座を企画されました小関さんより、
この講座の主旨と海外ドラマ「ダウントン・アビー」最新情報についてお話が。
そして小尾さんより“建築様式と外観、インテリアについて”と題してのお話。
ダウントン・アビー邸の舞台になっている英国バークシャーのハイクレア城(ジャコビアン様式)や、マンチェスター時代(クイーン・アン様式)及び引越し後のイザベル&マシュー・クローリー家の建築様式についてのご説明。またそれぞれの個性が光る三姉妹の部屋や、ジョージアン・スタイル・インテリアのロザムンド邸の内装についてお話がありました。
部屋ごとの壁の模様にも目が行くようになります!
次に立川さんより、「ダウントン・アビー」に見る英国紅茶文化について。
紅茶の飲み方や使う食器で、当時の上流階級・中産階級・労働者階級のいずれに属しているかがわかるといったお話がありました。例えば、上流階級のダウントン邸にいるトーマスは紅茶だけ入れて、主人たちにカップを渡しミルクは各自で入れるが、中産階級のクローリー邸にいるモールズリーは紅茶とミルクまで入れてからカップを渡す、といった内容です。
ティータイムに招いた側の手元にポット、招かれた側は帽子を被っています。
次に青山さんから、階級と歳による、ファッションの違いのお話が。
この頃はちょうどヴィクトリアンとアール・デコの移行期で、上流階級のバイオレットとコーラはヴィクトリアンが中心、三姉妹はアール・デコが中心。そのファッション・スタイルによって、身に着けるアクセサリーもかわるといったお話が。労働者階級についてもお話があり、メイド服も掃除の多い午前の制服と、来客の多い午後の制服は違うというご説明がありました。
胸元が開いたアール・デコスタイルが映える、ロングネックレス。
最後は質問コーナー。小関さんからは夏に実際に行かれたハイクレア城についてのお話もありました。
今回も80名を超える参加の大盛況で、9割が初参加の方々でした。
また、半分が22(土)に放映された「世界ふしぎ発見!」の
<あなたの知らない華麗なる英国貴族の世界>をご覧になられていたようです。
当日配布されたチラシ類
NHKカルチャーでの「ダウントン・アビー」講座は
来年も各教室で開催が続きます。
都度ご案内しますが、どうぞこちらもチェックして、
お近くでの開講予定がありましたら、ぜひお運びくださいね。
「ダウントン・アビー」を観る楽しみがより増すと思います!
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詳細はコチラ!http://downtonabbey-tv.jp/release/
●ツイッターでも様々な情報を告知しています!
https://twitter.com/Universal_TV_jp
#ダウントンアビー