シーズン4の舞台となる1920年代のイギリスはアール・デコ真っ盛り。ファッションの変化は貴族令嬢たちのドレスやジュエリーにいち早く表れます。一番大きな変化は、コルセットからの解放ですね。シーズン1でも、シビルやメアリーがコルセットに苦労していました。体を締め上げるコルセットを外し、長く引いていた裳裾も足首を出すほどに短くなりました。また大きくて重いジュエリーは、より洗練され、軽く小さいものになります。それに伴い、帽子、コート、靴、バッグ、髪型まで、ファッションに付随するものが次々に変化しました。これは見逃せませんね!レディたちの、アール・デコ・ファッションをチェックしてみましょう。
シーズン4きってのおしゃれさんは恋するイーディス。このコートと帽子の絶妙な組み合わせはちょっと真似できないほどハイセンス!
ヘアスタイルはショートのウェイビーヘアが主流。太めのヘッドバンドやターバンが異国情緒を醸し出します。
第1話からダウントニアンがため息をこぼしたイーディスのクジャクドレス。ビーズいっぱいのこのドレスをスタッフは《ビーディス》と呼んでいました。
細部まで刺繍が施された胸元はこんなにゴージャス。髪型はヘアアイロンでうねりを出すウェイビースタイル。
平民女性に変装したローズですが、こんな可愛い帽子ではかえって目立ってしまうのでは?
こちらはローズの同伴でおめかししたアンナ。刺繍はアンナお手製でしょうか。
ローズのオレンジ、コーラのペパーミントグリーン。年配の女性はゴールドを基調に。やはり気品がありますね!
まだ黒系のドレスが多いメアリーですがデザインは繊細。ヘアアクセもとても豪華なものです。
晩餐会の女主人、コーラ。ティアラは既婚女性の証です。控えめな色ながらゴージャスさ溢れる美しい晩餐用ドレス。
こちらはやや気軽な立食のお茶会。肌の露出なし、ノーブルさが際立つ美しいコーラです。
モスグリーンのドレスに、緑色の宝石を繋いだヘアドレス。この石はペリドットでしょうか。
ビーズをふんだんにあしらったドレスやロングネックレス。スタイリッシュなメアリー、ブラックとシルバーの兼ね合いが絶妙。
とても可憐な、ローズのディナーの正装です。ゴールドの刺繍とゴールドのビーズジュエリーで。
色を抑えたシックなコートを着ていますが襟元はかなり手の込んだ刺繍が施されていますね。
艶やかなワインレッドのドレスでディナーに。煌めく大ぶりなティアラが女主人の威厳を高めます。
シンプルかつ上品で洗練されたジュエリーの数々。ローズは一体、何種類のヘッドドレスを持っているのでしょうか?
鮮やかなプリントドレスを若々しい着こなしで魅せるローズ。レースの手袋と白い帽子でレディな印象は忘れません。
後ろから見るとこんな感じです。ストッキングとシューズも白でまとめています。
軽やかで優雅な夏の装いです!イーディスのストッキングが一際おしゃれ!スイス旅行の帰りに、パリでお買い物をしたのでは…?
ちっちゃなレディ・シビーも相当なオシャレさん。サンドレスとヘアバンドはお揃い、お花のアップリケがかわいいですね!
どこでも目を引くこの美しさ。フューシャ・ピンクのドレスなんてやっぱりローズにしか着こなせません。
メアリーにも華やかさが戻ってきました。深紅のドレスは知的なメアリーをさらに引き立てます。銀細工の大きなヘアピンも素敵です。
豪華絢爛なマーサおばあさまが再び英国上陸!これぞアメリカン・リッチ。英国貴族よりもやはり派手目。
我らがバイオレットおばあさまは毅然とした英国貴族流で。レースのたっぷりついたジャケットと帽子がお似合いです。
第2話より、ローズのメイド姿。映画『シンデレラ』主演を予兆させる仕上がりでした!
カーソン&ヒューズの水遊び姿!足を出している姿などめったに見られません!
いつもよりラフな感じのベイツに楽しそうなアンナ。のんびりした2人の雰囲気に、ほっとします。
きっとこの時代の庶民の若者はこんな感じだったのでしょう。ビーチでアイスクリーム。いいですね!
シーズン1~3までとはだいぶ趣が異なるシーズン4の衣装。異国情緒溢れる優雅なドレスは色も素材もとても軽くて着やすそうです。現代でも違和感なく着られそうなものもありますね!ダウントニアンの皆さんも、ドレスやジュエリーを参考にしてみては?アール・デコ・ファッションをテーマにしたパーティーなども楽しそうです!この他にも、見て頂きたいドレスやジュエリーが本編に盛り沢山。シーズン4のブルーレイ&DVDで、目一杯お楽しみください。